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お知らせ

組合員向けお知らせ

事業所訪問を行いました【活動報告】

2024年9月25日(水)・26日(木)に事業所訪問を行いました!

◎お酒を持って訪問しました🍺

今回の訪問では前回に引き続き、LINE登録促進のために珍しい種類のビール+様々なお酒を持ってお伺いしました!

LINE登録している人にプレゼントです♪

(株)赤城組さんも早速LINEに登録していただきました!

社長には「土建は紙のお知らせが多すぎて見なくなってしまう」とお𠮟りを頂きました。

 

大切なお知らせも紙で溢れて届いてない…というお話はよく聞いています。

紙が重宝する場面もありますが、LINEでのお知らせなどに切り替え、ちゃんと情報が届くように改善してまいります。

 

今回お酒は赤ワインが人気でしたので、次回は数を増やして訪問したいと思います🍷

 

 

◎人手不足や外国人雇入れ状況などをヒアリングしました

お酒で一盛り上がりした後は真面目なお話を沢山しました👨‍🎓

 

今回は

①人手不足についての実態調査

②外国人雇入れ状況

③メインの仕事以外での面倒なこと

という点を中心に聞き取りました。

 

 

◎マッチングサイトは不安…

「家族経営で営業規模を広げる気もないので人出は足りている」という事業所さんもありましたが、全体的には何かしらの人手が不足しているようでした。

 

「正社員が欲しい…」「管理責任者が足りない…」「常用で抱えるほどではないがたまに発生する仕事を頼める人が欲しい…」人手不足も三者三様です。

 

しかし、「ハローワークでは人が集まらない…」「求人サイトは高い…」「マッチングサイトは不払いなどトラブルが不安…」など募集をかけるにも悩みの種は尽きません。

 

また、仕事を依頼している人の高齢化・廃業も深刻な問題です。

江戸川支部としては組合員同士の仕事の繋がりを深めることに努めるとともに、後継者問題なども改めて考える必要があると感じました。

斉藤興産(株)さんでも人出不足は深刻な問題とのこと、土建の組合員と横の繋がりを作ることで出来ればと熱望していました。

 

ちなみに、少しでも組合員の求人問題にお手伝いが出来ればと、江戸川支部では昨年リニューアルしたホームページに無料で求人が載せられるサービスを開始しました。

掲載数もアクセス数も右肩上がりですので是非掲載をしてみてくださいと今回宣伝したところ、すぐに数社応募がありました。

こちらの記事をお読みの方も、ご興味ありましたら是非、ホームページの求人をご覧ください↓

 

 

◎外国人が外国人に仕事や言語を教える

外国人の雇い入れ状況についてお伺いすると、多くの事業所で技能実習生や特定技能外国人の雇い入れを行っていました。

 

言語の壁や文化の違いなどに苦戦しつつもしっかり関係性を築けた事業所では、先に入社した実習生が新たに入った実習生に日本語や仕事を教えることにより効率よく教育が進むなど相乗効果を生んでいるとのことです。

 

特定技能まで進んだ外国人従業員が退職後、母国で日本語を教える先生になった際には、形式ばった日本語だけでなく建設業で使える日本語も教えるなど、退職後も良い関係を築いている事業所もありました。

(株)赤城組さんでは雇入れた外国人実習生と、長きに渡り良好な関係を築いているとのこと。

「JAC証明だけでなく、受入段階から土建で手続き出来ると嬉しい」とご意見を頂きました。

 

特定技能の雇入れにはJAC(一般社団法人 建設技能人材機構)の証明が必要ですが、事業主と雇入れ外国人が東京土建の組合員の場合には証明を受けることが出来ます。

まだまだ周知が足りていませんので、事業所訪問などを通じて周知を図ります。

 

 

◎現場入場手続きが煩雑

メインのお仕事以外で大変なことは?と伺うと、どの事業所も「現場入場の書類を揃えるのが大変」「CCUSにグリーンサイトにビルディと面倒なので統一してほしい」「お手伝い程度でも現場入場する手続きを踏むのに時間が掛かる」「法改正についていけない」と異口同音でした。

 

建設業という働き方の実態と法律・ルールとの乖離があればあるほど、無駄な作業が増えるだけでなく、仕事の利益にも影響を及ぼします。

 

「法律や元請の指示を守って仕事をしたいのに、何もかも守ると少し上がっただけの単価ではカバーできないほど持ち出しが増えて商売にならない」という声もありました。

(株)大和工務店さんは「法改正のとき、社労士や税理士などどこに相談してよいのか分かり辛い」「給与計算や残業管理などアプリを導入したが操作が煩雑で煩わしい」など事務手続き上の問題点を上げていました。

 

江戸川支部としては、認定登録窓口機関になっているCCUSなど、少しでも事業所のお手伝いが出来るように邁進いたしますが。

そもそも、働き方の実態とルールの乖離が少しでもなくなるよう、関係各所に働きかける活動もより一層進めていかなければと改めて感じました。

 

 

◎事業所のために何が出来るか

建設業の働き方もどんどん変わっており、一人親方や日当で働く人が減り、事業所で社員として働く人が増えています。

その分、社会保険・労働保険・CCUS・労働法…などなど事業所の負担も増えています。

江戸川支部として何が出来るのか、このような訪問活動を通じてヒントを見つけ、これからの活動に役立てていきたいと思います。

 

 

東京土建江戸川支部:03-3655-6448