2024年8月7日(水)、一次請の事業所と懇談を行いました。
第80回大手企業交渉に向けた表題運動の取り組みとして、請負現場での実情を聞き取るため、葛西第三分会所属事業所である有限会社新日本工販の事務所に伺い、懇談を行いました。
事業所との懇談で見えてきたことは、同社従業員の収入を安定させることを第一に考えている姿勢でした。
従業員の収入確保を図るために、元請や一次といった上位会社との交渉を怠らない、そのための奮闘を厭わない姿勢、現実的な交渉力の強さといったものを感じることができました。
社長曰く、「元請や一次などの上位会社に対して、何かをしてくれることを待っていてはダメだ。こちらが何も言わなければ、請負代金の値上げも、法定福利費の請求も相手側からフォローをしてくれるものでは決してないよ。」とのことでした。
上位会社と交渉する勇気が中々持てない事業主の仲間に是非伝えたい、胸に篤く響く言葉です。
これから秋の大手企業交渉を迎える我々の背中も、強く押してくれたような気がしました。
現場で実際に働いている方の生の声は新鮮であり、学び多い本当に有意義な懇談でした。
東京土建江戸川支部:03-3655-6448